中学生や高校生は脱毛を受けられる?
未成年の方でも脱毛を受けることができます。現在は、中高生が脱毛を始めることは珍しくありません。 じつは、サロンやクリニックは未成年向けにキャンペーンを打ち出すことが増えています。 加えて、未成年の脱毛は以下2つに注意しましょう。
- 親の同意書が必要
- お店によっては年齢制限を設けている
脱毛サロンと医療脱毛のどっちがおすすめ?
未成年が脱毛を行うには、脱毛サロンと医療脱毛のどちらかから選ぶ必要があります。 大まかに分けると、脱毛サロンや医療脱毛の特徴は以下の通りです。
脱毛サロン | 医療脱毛 | |
---|---|---|
料金 | 安価 | 高価 |
痛み | 少ない | 強い |
完了までのかかる回数・期間 | 長い | 短い |
脱毛効果 | 低い | 高い |
脱毛サロンの特徴
脱毛サロンは光脱毛(フラッシュ脱毛)でムダ毛の処理を行います。施術者は、脱毛技術を習得している専門スタッフです。 光脱毛の照射は痛みを感じにくいため、肌が敏感な人でも脱毛に取り組めるでしょう。 さらに、施術費用が安価なため手軽に脱毛を始められるメリットがあります。 しかし、照射のパワーが弱いことで効果が出にくいと感じるかもしれません。 脱毛サロンの施術は長期間通う必要があります。そのため施術時の痛みを抑えて、快適に脱毛に取り組みたい人におすすめです。医療脱毛の特徴
医療脱毛はレーザーを照射するため脱毛の効果が高いです。施術は看護師または医師が行うため、医療行為に該当します。 光脱毛と違い、医療脱毛の施術は痛みが強いです。そのため肌が敏感な人は麻酔クリームを塗って施術を行えます。 しかし、脱毛サロンと違って費用が高額になります。なぜなら、医療脱毛は保険適用外の医療行為に該当するからです。 なにより、医師監修の脱毛が行われるメリットは大きいです。医療機関による施術で安心したい場合は、医療脱毛で脱毛を行いましょう。中学生や高校生は脱毛に通っても効果が見込めないって本当?
そもそも脱毛サロンや医療脱毛は、人間の毛が生えるサイクルの「毛周期」に合わせて施術を行います。 中学生や高校生は体が成長途中であるため、毛の生え変わりのサイクルが安定していません。 また、毛を作る組織が完成していないだけでなくホルモンバランスが乱れがちです。 そのため脱毛の施術後に毛が生えてくることがあり、成人した後に施術を再開する人も多いです。 しかし脱毛のすべてが無駄になるわけではなく、施術を受けた分の効果は期待できます。
男子中学生・高校生でも脱毛はできる?
男子中高生でも脱毛はできます。脱毛は女性だけが行う施術ではありません。 例えば、水泳・体操・バスケットなどのスポーツ選手は毛の処理を行う場合が多く、脱毛の施術に取り組む人がいらっしゃいます。 親御さんに相談する場合は、一昔前の世代と違って男子の脱毛は珍しくないと説明しましょう。 それでも、女性が多い脱毛サロンやクリニックに通うことは勇気が必要になるかもしれません。 お店の雰囲気やスタッフの対応などを調べて、男子中高生が通いやすい環境で脱毛に取り組みましょう。
自分でムダ毛処理をおこなう正しい方法と注意点
中学生や高校生がムダ毛処理を行うには、以下5つの方法があります。
- カミソリ
- 毛抜き
- 除毛クリーム
- 電気シェーバー
- 家庭用脱毛器
カミソリ
カミソリは安価なうえに、コンビニやドラッグストアで手に入る手軽さが大きなメリットです。 細かい産毛や手の届きにくい部分の処理に活躍することが多いでしょう。 しかし、カミソリは剃るたびに肌表面の角質を削り取っています。とくに、中学生や高校生は皮膚が繊細なので注意が必要です。 例えば、顔周りの皮膚は薄く敏感なので、力のいれ具合で必要以上に肌を傷つけることになります。そのため、使用後は肌ケアのためにクリームを塗りましょう。毛抜き
毛抜きの処理は危険です。毛穴を傷つけるだけでなく、毛が皮膚に埋まる「埋没毛」を引き起こします。 埋没毛になると毛が皮膚の外に出なくなり、黒いポツポツが目立ってしまいます。例えば、ひげやすね毛が生えている印象になるでしょう。 また、毛穴にばい菌が入りやすくなることでニキビの原因になるため注意が必要です。 とくに、皮膚が薄く毛が太いワキやVIOの部分は毛を抜いてはいけません。炎症を起こし、赤く腫れ上がる可能性があります。除毛クリーム
除毛クリームは肌に塗り、洗い流すだけムダ毛処理方法です。カミソリや毛抜きのように手間のない処理が可能になります。 しかし、除毛クリームは肌が敏感な人におすすめできません。なぜなら、タンパク質を溶かす成分「チオグリコール酸カルシウム」が含まれているからです。 皮膚はタンパク質からできているため、クリームを塗ることで肌を溶かしてしまいます。頻繁に使用すると肌に大きなダメージを与えてしまうでしょう。 そのため、肌が弱い人は除毛クリームの使用を控えてください。また、短期間に繰り返しの使用は避けましょう。電気シェーバー
電気シェーバーは刃を直接肌に当てずにムダ毛を処理できます。カミソリよりも刺激が少ないので、中学生や高校生の繊細な肌を過度に傷つけません。 しかし、そり残しが出ることがあります。なぜなら刃を肌に直接当てずに処理を行うため、ムラが出るだけでなく深く剃れないからです。 また電気シェーバーの値段は高額な商品があるため、カミソリのように比較することが困難です。 まずは周囲の友達や女性家族の方からシェーバーを借りて、使用感を確かめてから購入することをおすすめします。家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、サロンで使用する光脱毛やレーザー脱毛を行う機械です。 手軽に脱毛に取り組めるメリットがありますが、お店よりも出力が弱く設定されています。そのため、効果を実感するまで時間がかかるでしょう。 そもそも脱毛器は値段が高く、中高生がすぐに買える商品ではありません。安い商品で4万円以上のお金が必要になります。 もしもご家庭に脱毛器を所持している場合は、説明書の内容をよく読んでから使用してください。 例えば、ほくろやシミに脱毛器は使用できず、日焼けした肌に負担をかける点に注意が必要です。中高生は肌を傷つけない脱毛に取り組もう
中学生や高校生の脱毛したい気持ちは誰しも同じで、ムダ毛の悩みから解放されたい人は多いです。 まずは自己処理の方法を見直し、なるべくお金をかけないやり方でムダ毛を処理してみましょう。 それでも毛の多さや濃さに悩んで苦しいときは、親御さんに相談して脱毛の施術を受けることをおすすめします。 未成年の体は成人と違ってホルモンバランスが安定していないことで、脱毛の効果を得られないかもしれません。 脱毛サロンと医療脱毛を比べて、自分の希望に合った方法で脱毛に取り組んでみてください。